軽快でキレある「ピルスナー」 2年ぶりに醸造、南紀白浜「ナギサビール」

真夏にこそ飲みたい「ピルスナー」

 和歌山県白浜町にある地ビールメーカー「ナギサビール」(眞鍋和矢社長)は、ラガー酵母で醸造する「ピルスナー」を2年ぶりに販売している。在庫がなくなり次第終了する。

 ピルスナーは世界的によく醸造されているビアスタイルで、軽快でキレのある口あたりが特徴。料理に合いやすく、暑い日にぴったりのビールという。

 同社は仕込み工程で、麦芽のもろみの一部を2回煮沸させる醸造製法「ダブルデコクション」をする。その後、下面発酵(ラガー)させ、3カ月の熟成期間を置く事で、麦芽本来の深いこくと風味、ホップの苦みがしっかりと味わえるビールに仕上げている。

 白浜町内のコンビニエンスストアや酒販店「ダイナミックOne」(田辺市下万呂)などで購入できる他、ビアホール「九十九」(白浜町)では、樽生のピルスナーが味わえる。

 同社工場でも数種類のナギサビールが購入できる。眞鍋社長は「エールビールの『ペールエール』や『アメリカンウィート』とラガービールのピルスナーを飲み比べるのも面白い。味の違いを楽しんでもらえれば」と話している。

【お店情報】 白浜町2927―220 営業:午前9時~午後6時 水曜定休 電話050.3820.8958

「ナギサビール」地図

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