【中嶋勝彦インタビュー】袂を分かった後輩・宮原健斗と10年半ぶりの一騎打ち「わかりやすく言うと、目障り」

「わかりやすく言うと、目障り」

袂を分かった後輩と10年半ぶりの一騎打ち!
宮原健斗との戦いを決めた中嶋勝彦の心中とは!?

2023年7月15日(土)「One Night Dream」東京・後楽園ホール大会にて、宮原健斗全日本プロレス)とのシングルマッチが決定した中嶋勝彦にインタビューを行った。

NOAHをその強さで牽引してきた中嶋勝彦と全日本プロレスで“最高の男”と呼ばれる宮原健斗がついに一騎打ち。

かつての先輩・後輩の二人の戦いは、10年半の時を経て業界屈指の注目を集める戦いに昇華した。

その渦中の中嶋勝彦の現在の心境はどのようなものなのだろうか。

【以下、選手インタビュー】

——先ほどの記者会見では宮原選手に張り手をされていましたが…

中嶋「まだ痛いよ、アゴが。やられたね…いいんじゃない?会見の時も挑発は何回かあったし。あとは無制限1本勝負に提案したし存分に楽しめるでしょ。だってやっていいでしょ、無制限で」

——かつての後輩からの張り手に怒りなどはありますか?

中嶋「怒り…?怒りかぁ~、まぁちょっといい意味でスッキリしたかな。俺的にはやりやすくなったよ」

——なぜこの時期に宮原選手との対戦を考えたのでしょうか?

中嶋「本当にタイミングとしか言いようがないかな。2月からNOAHのリングに健斗が上がるようになって。今までずっと無かったのが急に、宮原健斗という存在が現れて。ちょっとわかりやすく言ったら“目障り”かな」

——後楽園ホールという場所を選んだ理由はありますか?

中嶋「まぁそれもタイミングなんだろうね。後楽園と言えば、まぁ昔の話ですけど健介オフィスの後楽園ホールといえば毎年2月11日にやっていて、健介オフィスにとって後楽園ホールという場所は聖地みたいな所だったので。それも含め今回シングルでできるんで、存分に語り合えるんじゃないかな」

——この戦いに期待していることなどはありますでしょうか?

中嶋「一言で言えば、俺の知らない健斗、かな。だってもう10年以上前でしょう?何年前だろ?だからその当時とは違うよね。健介オフィスにいた時だからね、俺の知っている健斗は」

——健介オフィス時代の宮原選手の印象とはどのようなものだったのでしょうか?

中嶋「本当、練習一生懸命で、こだわりもあるし自分の世界観もあるし、もちろん素直だし。若かったしね。素晴らしい後輩でしたよ」

——宮原選手は中嶋選手のことを“苦手な存在”と言っていましたが、それについて思う事はありますか?

中嶋「それはどういう意味なんだろうね。分からないけど、感覚的なものなのか。でも歳近いからね、優しいとかはないかな。練習は厳しくしなきゃいけなかったから。強くなって欲しいしね。練習は厳しかったと思うけど」

——記者会見では宮原選手から中嶋選手に対し、上からの発言もありました。

中嶋「それだけ自信があるんだろうね。だから彼は彼で今全日本を引っ張っている存在なんでしょ?俺は俺でNOAHを守りたい気持ちはあるし、彼は彼で全日本を守りたい気持ちがある、だからそういう意味では楽しみだし、ファンのみんなも想像がつかないから楽しみになっているんだと思うしね」

——改めて10年半ぶりの一騎打ちへ向けてどのような想いがありますか?

中嶋「ずっと彼はトップ戦線にいて、そういうものが、その経験があるからこそ自信にもつながってくるんだと思うし。ただ今回のシングルマッチでその自信を俺が崩した時、壊した時、どうなるかは楽しみだね。最高と言われている宮原健斗を美味しくいただこうかなと」

——この戦いを誰か見てほしい人などはいますか?

中嶋「誰かに…誰かに見てもらいたい…、それ、言わせたい感じですか?(笑)それしか考えられないですけど(笑)でも出す気ないですよ。あんまりその名前は出す気はないかな」

——ありがとうございます。では最後にファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

中嶋「7月15日後楽園ホール、俺と俺の知らない宮原健斗と時間無制限1本勝負の一騎打ち、ゾクゾクするだろ?しっかり見てくれよ」

こちらのインタビューはNOAH公式YouTubeにて公開

■公開動画:
危険すぎる禁断の再会「アイツの自信、プライド、俺が壊しちゃうよ」10年半ぶり世紀の決戦、中嶋勝彦vs宮原健斗は時間無制限。
7.15後楽園はプラチナチケット、当日券販売なし!ABEMA無料生中継
動画URL →

【大会詳細】
One Night Dream
2023年07月15日(土)開始 18:30/開場 17:30

※本大会の前売券は予定枚数終了となりました。当日券販売はございません。

◆放送情報◆
・ABEMAでの生放送はこちら →
・WRESTLE UNIVEERSE(英語実況)での視聴はこちら →

【全対戦カード】

<第7試合 メインイベント・スペシャルシングルマッチ・時間無制限1本勝負>
中嶋勝彦 VS 宮原健斗

<第6試合・6人タッグマッチ>
HAYATA レイ・エスコルピオン ダンテ・レオン VS ドラリスティコ ニンジャ・マック AMAKUSA

<第5試合・N-1スペシャルタッグマッチ>
ジェイク・リー 拳王 VS イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. 潮崎豪

<第4試合・N-1スクランブル8人タッグマッチ>
ランス・アノアイ アダム・ブルックス サクソン・ハックスリー ジャック・モリス VS マサ北宮 征矢学 稲葉大樹 稲村愛輝

<第3試合・タッグマッチ>
ジャジー・ヤン 高瀬みゆき VS ハイビスカスみぃ 優宇

<第2試合・6人タッグマッチ>
ジミー・ヤン スペル・クレイジー スタリオン・ロジャース VS アンソニー・グリーン YO-HEY タダスケ

<第1試合・シングルマッチ・大和田侑デビュー戦>
藤村加偉 VS 大和田侑

※写真提供:プロレスリング・ノア

© 株式会社リアルクロス