タクシー運転手が妊婦への対応を学ぶ 仙台・太白区

出産間近の妊婦をタクシーに乗せる際の対応を学ぼうと、仙台市のタクシー会社で講習会が開かれました。

太白区に本社のある日交タクシーでは、陣痛119番として妊婦があらかじめ登録した病院に送る取り組みを行っています。

11日、ドライバー約40人が宮城県助産師協会の助産師から講習を受けました。

講習は、陣痛が来た妊婦をタクシーに乗せ病院に連れて行く想定で行われ、シートベルトの着用方法や声掛けなど対処法を学びました。

参加者は、約4キロの重りを着けて車の乗り降りなど妊婦の大変さを体感しました。

参加したドライバー「妊婦さんをとにかく安心させる。不安にさせることは言わないということが理解できました」

日交タクシーでは、通院を含めると1カ月に500件ほどの妊婦の利用があるということです。

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