都市対抗野球に出場のJR東日本東北と七十七銀行が練習試合で最終調整

14日に東京ドームで開幕する、都市対抗野球に東北代表として出場するJR東日本東北と七十七銀行が10日、最後の練習試合を行いました。

3年連続29回目の出場となるJR東日本東北。2年前の大会ではベスト8まで勝ち進むなど、大舞台での勝ち方を知る経験豊富なチームです。

4年ぶり14回目の出場を決めた七十七銀行。若手が多くほとんどの選手が都市対抗の舞台は初めてというフレッシュなチームです。

JR東北は1回、2アウト1塁3塁から5番鈴木聖歩がバックスクリーンに飛びこむ特大の3ラン。地元宮城県出身鈴木の一振りで3点を先制します。

一方、七十七銀行も地元出身選手が躍動します。6回、5番長田が左中間の一番深いところに叩きこみます。

更に7回、またしても長田がこの日4本目のヒットで同点に追いつきます。

しかし、その裏2アウトから打線がつながったJR東日本東北が一挙4点を奪い、粘る七十七銀行を振り切りました。

試合まで残り1週間。両チームとも打線は活発で雰囲気も良く、調整は順調のようです。

JR東日本東北西村亮監督「特別なことはできませんので、まずは普段のことをしっかりやりきるという思いで、まず1勝できるように頑張りたいと思います」

七十七銀行杉森智幸監督「1つの勝利をみんなで喜び合えるような試合をしていきたいと思っていますので、泥臭く何とか1戦必勝で初戦突破したいと思っています」

東北代表として両チームがそろって都市対抗野球に出場するのは4年ぶりです。

JR東日本東北は17日に日本生命(大阪市)と、七十七銀行は18日東芝(川崎市)とそれぞれ対戦します。

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