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【バンコク共同】タイのプラユット首相は11日、5月の下院(定数500)総選挙で大敗したことを受け、新政権発足後に政界を引退する考えを表明した。所属する「タイ団結国家建設党」のフェイスブックで明らかにした。
プラユット氏は陸軍司令官だった2014年にクーデターで実権を握り、19年の民政移管に伴う総選挙を経て首相に就任した。
総選挙では革新系の「前進党」が151議席を獲得し第1党に、タクシン元首相派の「タイ貢献党」が141議席で第2党になった。両党を含む計8党が13日に実施される首相指名選挙に向けて候補を一本化し、親軍政権からの政権交代を目指している。