市内全線で大幅な減便も路線再編や車両の大型化で利便性向上へ 広島電鉄が市内線・宮島線でダイヤ改正を発表

広島電鉄がダイヤ改正を発表しました。市内全線で大幅な減便となりますが、路線の再編や車両の大型化で利便性を図るとしています。

広島電鉄が今月24日に実施するダイヤ改正では、広電西広島と広島港を結んでいる3号線は、行き先を日赤病院前と広電本社前に変更したうえで、運行も朝・夕のラッシュ時間だけになります。これにより上下合わせておよそ64便の減便となります。

一方で広島駅から紙屋町経由で広島港まで運行する1号線に、大型車両の編成を現在よりも増やすことにしています。

また、横川と広電本社を結ぶ7号線も広島港まで延伸されます。

これにより、紙屋町から広島港までの宇品線は、日中が6分間隔の運行となり、待ち時間や車内混雑が平準化されるとしています。

一方、宮島線では、広電宮島口発上りの最終便を現行より1時間遅い23時30分に繰り下げます。

広島電鉄は、「大型車両の導入で今後、さらに利便性の向上を図りたい」としてます。

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