【ウィンブルドン共同】女子テニス協会(WTA)は11日までにウクライナ選手が母国を侵攻するロシア、支援するベラルーシ両国選手と試合後に握手しないことを尊重すると声明を出した。女子のエリナ・スビトリナは全仏オープンに続き、ウィンブルドン選手権でも握手を拒む意思を表明している。
ウィンブルドンでは9日のシングルス4回戦で、ベラルーシ出身のビクトリア・アザレンカがスビトリナの意思を尊重して握手を控えたが、一部観客からブーイングを浴びた。全仏でも同様のケースがあり、スビトリナは「握手しないことについて統括団体が声明を出して観客にも周知するべきだ」と訴えていた。