アイスランド首都で火山噴火 住民に危険なく「勢い弱まる」

11日、アイスランド南西部で、火山が噴火した地点の近くを自転車で通る人たち(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】世界有数の火山国アイスランドの首都レイキャビク近郊で10日、火山が噴火した。ロイター通信などによると、地域の住民に差し迫った危険はなく、専門家は11日、噴火の勢いは弱まっているとの見方を示した。航空便の運航に影響はないという。

 噴火したのは南西部の火山。警察は火山への立ち入りを制限し、住民らに注意を呼びかけた。専門家は噴火の規模が大きくなることはないと分析しているが、長引けばインフラに影響が出る可能性もあるとされる。

 アイスランド南西部では2021年にも火山が噴火している。

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