【台湾】台光電、マレーシアに工場設置へ[IT]

銅箔基板(CCL)を手がける台湾の台光電子材料(EMC、台光電)は10日、マレーシア・ペナン州に工場を設ける案を董事会(取締役会)で決議したと発表した。投資額は4,000万米ドル(約56億3,000万円)を見込む。

新工場はペナン州の約5万6,700平方メートルの土地で第3四半期(7~9月)の着工を予定。2期に分けて建設し、1期の完成後2025年初旬に量産を開始する見通し。月産能力は1期完成後が45万枚、2期完成後が90万枚を見込む。

台光電は、新工場が同社にとって向こう数年の新たな成長エンジンになるとの見方を示した。

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