パナレーサー 「NISEKO GRAVEL」のタイトルスポンサー契約を 2023 年も締結

パナレーサー株式会社と一般社団法人HOKKAIDO EVENTSが、2022年に続き、HOKKAIDO EVENTS主催のサイクルイベント「NISEKO GRAVEL」のタイトルスポンサー契約を2023年も締結することを発表した。

「NISEKO GRAVEL」は、2020年10月にニセコエリアで初めて開催されたグラベルファンライドイベントで、当初は5名でテスト開催された。2021年のテスト開催では参加者が100名まで増加し、以降春秋の年2回開催されるようになった。2022年9月の5回目の開催では300名以上が参加し、ニセコエリアの自然とグラベルを楽しんだ。

2023年秋の6回目の開催では、さらに規模を拡大する予定で、昨年同様ニセコアンヌプリ国際スキー場をメイン会場とし、9月23日から24日の2日間で行われる。イベントでは、ライドのほかに自転車関連企業のブース出展やイベント実施、キッチンカーの集結などが予定されている。

パナレーサーは、兵庫県丹波市に本社工場を持つ、70年以上の歴史を持つ自転車用タイヤ・チューブの専業メーカーで、長い歴史の中で数々の製品を生み出し、自転車競技でのビッグタイトル獲得をサポートしてきた。特に、最近人気を集めているグラベルロード向けのタイヤ「GRAVELKING」は2014年に発売され、世界のグラベルタイヤ市場をリードし、トップクラスのシェアを誇っている。

一方、HOKKAIDO EVENTSは、スノーリゾートとしてのブランディングを確立したニセコエリアで、夏のフラッグシップコンテンツとして「NISEKO CLASSIC」を開催している。また、地域に根差した中小規模のイベント運営なども行っている。2023年6月17日から18日に開催された「NISEKO CLASSIC 2023」では、1,000名以上のサイクリストが集まり、大盛況に終わった。

パナレーサーとHOKKAIDO EVENTSは、日本ならではの、日本らしいグラベル文化を確立し、いずれは世界に向けて発信するという方向性で一致し、今年もタイトルスポンサー契約を結ぶことになった。契約内容としては、NISEKO GRAVELへの資金協力や賞品提供が含まれ、その資金はイベントの運営やプロモーションに使われ、日本国内のグラベル文化の発展に寄与することになる。

パナレーサー 代表 ⼤和 ⻯⼀氏のコメントは以下の通り。「この度、弊社は HOKKAIDO EVENTS 様が主催される「NISEKO GRAVEL 2023」へのタイトルスポンサー契約を、昨年に引き続き締結させていただく運びとなりました。⽇本でも主に舗装道路を⾛⾏するだけでなく、未舗装道路、砂利道や⼭間の細道を⾛⾏するグラベルライドを楽しまれる⽅々が急激に増加しております。特に雄⼤な⼤⾃然のなかを⾃転⾞で⾛⾏できることはグラベルライドの醍醐味でもあり、まさにニセコエリアの環境は最
適と⾔えます。今後⽇本でもグラベルライドがますます盛んになってまいりますが、その
先駆けとなる「NISEKO GRAVEL 2023」を再び後援させていただけることを⼤変ありが
たく思います。当社はいつの時代でも、新しい⾃転⾞の楽しみ⽅のご提供、新しい出会いや発⾒のお⼿伝いとして様々なご提案をしてまいります」

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© シクロライダー編集部