NY株続伸、317ドル高　景気先行き不安が後退

　【ニューヨーク共同】11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比317.02ドル高の3万4261.42ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会（FRB）による利上げ長期化への懸念が和らぎ、景気の先行き不安が後退した。

　企業の決算発表の本格化を控え、業績への期待感も相場を押し上げた。ただFRBが注目している経済指標の米消費者物価指数が12日に発表されるのを前に、様子見ムードもあった。

　ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、75.22ポイント高の1万3760.70。