群馬県知事選挙に立候補 石田 清人(いしだ・きよと)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う群馬県知事選挙が7月6日告示、7月23日投開票の日程で実施されています。今回の群馬県知事選挙には届け出順に共産党が推薦する新人の石田清人氏(66)、新人の清水澄氏(74)、自民・公明の2党が推薦する現職の山本一太氏(65)の無所属3名が立候補しました。本記事では無所属新人の石田清人氏についてご紹介します。

群馬県知事選挙に立候補 清水 澄(しみず・ますみ)氏の経歴・政策まとめ
群馬県知事選挙に立候補 山本 一太(やまもと・いちた)氏の経歴・政策まとめ

群馬県旧 新里村生まれ、日本大学卒業。群馬県内の小中学校で教諭を務める

石田氏は1957年群馬県旧 新里村(現 桐生市)生まれ、日本大学文理学部卒業。群馬県内の小中学校で教諭を勤め、全群馬教職員組合執行委員長などを歴任しました。2017年3月に定年退職し、現在は県労働組合会議議長、「学校給食費の無料化をめざす会」代表世話人などを務めています。

石田氏が掲げる政策とは

石田氏は以下の施策を公表しています。

1.子育て教育…父母負担の軽減応援します
①学校給食費の無料化
②全学年での30人学級の実現
③保育・学童保育の保護者負担軽減
④18歳までの医療費無料化の早期実現
⑤5歳児就学前健診の全県民無料化実施
⑥県独自の給付型奨学金制度の創設

2.医療・福祉…安心して暮らせる社会をつくります
①国保税の引き下げ、高齢者の医療負担軽減
②年金削減ストップ
③介護保険料と利用料の軽減
④医師確保と医療供給体制の強化
⑤障がいを抱える県民の生活を支える制度づくり
⑥医療・介護、保育、福祉施設への支援強化
⑦公衆衛生の強化
⑧ケア労働者の処遇改善
⑨生活困窮者支援とセーフティーネットの拡充

3.雇用・地域振興…物価高から家計をあたためます
①最低賃金の引き上げ
②非正規労働者の処遇改善
③地域経済を支える中小企業・小規模事業者への支援強化
④住宅・店舗リフォーム助成制度創設
⑤公契約条例の制定
⑥地域・生活密着型公共事業の展開
⑦農林水産物の「地産地消」で食の安全を守る
⑧家族農業への支援強化
⑨森林整備の拡充
⑩公共交通の充実
⑪県民が利用しやすい県有施設の維持

4.平和・環境…いのち最優先、平等社会をめざします
①憲法9条を守り、戦争する国づくり反対
②原発の再稼働・新増設反対、再生可能エネルギーへの転換
③米軍機・オスプレイの飛行禁止
④有害スラグの撤去
⑤マイナンバーカードの強制取得に反対
⑥ジェンダー平等社会の実現

県政課題に関する設問への回答

■県庁所在地を高崎に移すべきですか?
反対

■「ぐんまちゃん」のブランド化を推進すべきですか?
やや反対

■自家用車から公共交通への転換を進めるべきですか?
賛成

■マイナンバーカードと健康保険証を一本化すべきですか?
反対

■教員を増やして小中学校30人学級を実現すべきですか?
賛成

■道路や橋梁などのインフラ整備への予算規模を維持すべきですか?
やや反対

■有事に備えたシェルターの導入を進めるべきですか?
反対

■市街地のシャッター通りを活性化するための補助金を拡充すべきですか?
やや賛成

■外国人が県職員として働けるよう国籍要件を撤廃すべきですか?
賛成

■県として「魅力度ランキング」の順位を上げる施策を行うべきですか?
やや反対

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