”サスペンス映画の神様”の面白さを解き明かす ドキュメンタリー「ヒッチコックの映画術」公開決定

“サスペンス映画の神様”と称されるアルフレッド・ヒッチコック作品の、面白さの秘密を解き明かしていくドキュメンタリー映画「ヒッチコックの映画術」が、2023年9月29日より劇場公開されることが決まった。

イギリス生まれのヒッチコックは、サイレント映画時代からヒットメイカーとして活躍。イギリス映画界からハリウッドへ渡ってからも、監督作の「レベッカ」が第13回アカデミー賞で作品賞を受賞するなど、輝かしいフィルモグラフィを積み上げてきた。未完成に終わった幻の監督デビュー作「Number 13」(1922)の監督デビューから100年。映像が氾濫する現代においても、ヒッチコック作品は今なお映画を愛する者たちを魅了し続けている。

「ヒッチコックの映画術」では、ヒッチコック”本人”が自身の監督作の裏側をひも解くスタイルで、その“面白さの秘密”を解き明かしていく。膨大なフィルモグラフィと過去の貴重な発言を再考察し、観客を遊び心と驚きに富んだヒッチコック作品の世界へといざなう。監督と脚本は、「ストーリー・オブ・フィルム」シリーズ(2011)で、6年の歳月をかけて約1000本の映画を考察しながら映画史をひも解いて見せたマーク・カズンズ。

予告編では、「映画の秘密、教えます。」のキャッチコピーとともに、ヒッチコック”本人”がナビゲートする形で、映画作りの裏側を垣間見せた作りになっている。

【作品情報】
ヒッチコックの映画術
2023年9月29日(金)新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA、角川シネマ有楽町ほか全国公開
配給:シンカ
© Hitchcock Ltd 2022

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