巨星・アントニオ猪木、没後1年── 壮大な軌跡を追ったドキュメンタリー映画『アントニオ猪木をさがして』、10月6日(金)公開決定!

©︎2023 映画「アントニオ猪木をさがして」製作委員会 / 写真:原 悦生

2022年10月1日に79歳で惜しまれつつこの世を去ったアントニオ猪木。日本を代表するプロレスラーにして実業家、政治家としてリングの内外で伝説的なエピソードを数々残してきた唯一無二の男。偉人、カリスマ、挑戦者、変人、異端児、最強、至宝、英雄……彼を言い表す言葉は枚挙にいとまがない。果たして巨星・アントニオ猪木とは、一体どんな人物だったのか? そして、我々にとって、アントニオ猪木とはいかなる“存在”だったのか? このたび、ドキュメンタリー映画『アントニオ猪木をさがして』が、猪木が設立した新日本プロレス創立50周年を記念した企画として製作され、また猪木没後1年を経て、2023年10月6日(金)ギャガ配給にて全国公開が決定した。 「馬鹿になれ!」「元気ですか!?」など、一度は耳にしたことのあるアントニオ猪木の発した【言葉】の数々。その【言葉】を切り口に、“挑み続けた男・アントニオ猪木”の真に迫っていくドキュメンタリー映画。本作品は以下の3つの要素で構成される。

① ドキュメンタリー:猪木に影響を受け、猪木を追い続ける様々なジャンルの人物が“旅人”としてそれぞれの視点それぞれの場所で“人間・アントニオ猪木”を語る。

② 短編映画:テレビや試合会場、その他様々なシチュエーションで猪木の【言葉】から力を貰ったであろうファン視点のドラマを80年代の少年、90年代の青春、2000年代の中年の人生ドラマとして描き出す。

③ 貴重なアーカイブ映像やスチール:随所に猪木の生命力、凄み、美しさが存分に味わえる映像やスチールを散りばめる。

様々な不安要素が蔓延る、生きづらい現代において、常識にとらわれることなく常に挑み続けてきたアントニオ猪木の生き様から、今を生きる我々は必要なことをあらためて実感させられるだろう。誰も知らない《燃える闘魂》がここにいる。 映画は現在、鋭意制作中とのこと。そしてこのたび、映画完成に先駆けて、公開日および、ティザービジュアル、30秒の特報映像が解禁された。

▼映画『アントニオ猪木をさがして』特報映像

https://youtu.be/eTlzIgMaST8

コメント

昨年夏、闘病中の猪木さんに生きる希望も含め“猪木の映画”を話しました。目を細めた嬉しそうな顔が今も甦ります。 その後新日本プロレスさんに「創立50周年記念事業」提案して受け入れてくれました。 今回の映画の実現には新日本プロレスさんやアミューズさんや多くの皆さんの協力なしでは実現出来ませんでした。 この映画作りから「猪木は多くの人から愛されている」と改めて実感しました。 でも天国の猪木さんはこの「アントニオ猪木をさがして」を満足してくれるでしょうか! “バカやろう〜こんな映画作りやがって”と叱られるかもしれませんが、それでもいいから猪木さんの生の声が聞きたいです。猪木さん。

──株式会社猪木元気工場:湯川剛

10年以上、関係が途絶えていた創業者・アントニオ猪木会長と新日本プロレス。しかしその間も、ストロングスタイルを提唱した団体の“生みの親”に対して、かつて交流のあった所属選手はもちろん、オカダ・カズチカ選手を始め猪木会長を直接知らなかった世代からも尊敬の念は途切れることなく続き、その関係性は新日本プロレスの50周年を前にして、距離が徐々に縮まっていきました。 残念ながら、新日本プロレスのリングに再び上がっていただく夢は叶いませんでしたが、今回の映画『アントニオ猪木をさがして』は、現在の新日本プロレスからの“最後の親孝行”であると同時に、いまも団体の原風景として生き続ける“猪木イズム”、そして“闘魂”とは何か? を紐解く重要なドキュメンタリーになっています。ぜひその目で確かめてください。

──新日本プロレスリング株式会社 取締役会長:菅林直樹

「アントニオ猪木の映画を作りたいんです!」 事の発端は、2022年の初夏。新日本プロレス創立50周年の年で、秋には猪木さんが名誉会長として戻る予定。ご本人は闘病中。少しでも元気になってくれたら、23年の1.4 東京ドームのリングに上がってもらう。その頃にはコロナも落ち着いていて、会場で声出しも出来るようになっているはず。 しかし、、、 2022年10月1日、惜しくも猪木さんは旅立たれました。 これまでに様々な試合や読み物を目に焼き付けてきました。 そのひとつひとつに夢中になり、興奮し、涙してきました。 多くの人の心を惹きつけ、賛否両論を巻き起こし、その闘いで、言動で、日本中を元気にしてきたアントニオ猪木というプロレスラー。猪木寛至という人間。 このタイミングで猪木さんの映画を作るという重責は中々のものです。 同時に今もなおアントニオ猪木という生き様が世間から求められていることも日々実感しています。 どんなに追いかけても追いつくことの出来ない存在。 「いつ何時、誰の挑戦でも受ける」という言葉を胸に、スタッフと出演者が今まさに総力戦で「アントニオ猪木をさがして」います。 この秋、映画館に「猪木コール」の大合唱が響き渡ることを目指して。

──プロデューサー:筒井竜平

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