出発、駅舎、笑顔…「青春21文字メッセージ」募る 京阪石山坂本線21駅ちなみ

京阪石山坂本線の列車

 大津市内を走る京阪電車石山坂本線が21駅あることにちなみ、電車や青春にまつわる思い出、夢などを21文字で表す「青春21文字のメッセージ」を、大津市の市民グループが募集している。今回のサブテーマ「出発・駅舎・笑顔」のいずれかをイメージし、手紙や詩、俳句など自由な形式で表現してもらう。

 市民グループ「電車と青春21文字プロジェクト」が、電車を活用したまちおこしとして2006年に始め、17回目。毎年、全国から4千~5千作品が寄せられるという。歌人の俵万智さんが最終審査員を務め、優秀賞(2作)のほか、「青春賞」「さわやか賞」「ユーモア賞」(各1作)や鉄道賞(5作)などを選び、来年1月に発表する。

 計21の入賞作は、2~3月に京阪石山坂本線、近江鉄道、信楽高原鉄道の車両内や、県内のJR各駅などで掲示される予定。

 募集期間は今年9月末まで。一人3作まで応募でき、専用ホームページやファクス077(524)6875などで受け付けている。問い合わせは同プロジェクト事務局080(2444)3359。

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