スポルティングCPへの完全移籍で話がまとまっていたU-21スペイン代表DFホセ・アンヘル・カルモナ(21)だが、メディカルチェックで不合格となり破談となったようだ。ポルトガル『レコルド』が伝えた。
カルモナは、セビージャの下部組織出身で2022年7月にファーストチームに昇格。2023年1月にエルチェへとレンタル移籍していた。
セビージャではラ・リーガで10試合に出場し2ゴールを記録。エルチェではラ・リーガで9試合に出場し1ゴールを記録。しかし、途中で負傷し、その後はプレーしないままシーズンを終えていた。
そのカルモナにはスポルティングが関心を持っており、メディカルチェックまで進んでいたが、昨シーズン負傷した右大腿部の筋損傷が治癒していないことが発覚。スポルティングは復帰にも時間がかかると考え、獲得を断念したという。
エルチェから復帰していたカルモナはセビージャに合流も、移籍のためにチームを離脱。しかし、これにより再びセビージャに合流することになる。
なお、スポルティングは380万ユーロ(約5億8000万円)を投資しようと考えていたが、この件で資金が浮くことに。同ポジションの補強にさらに投資する可能性があるようだ。