街の住みここちランキング 宮城・富谷市が4年連続で東北1位

住んでいる地域の満足度について住民に尋ねた調査で、宮城県富谷市が4年連続で東北のトップに輝きました。

この調査は、賃貸住宅建設大手の大東建託が東北に住む20歳以上の約5万人を対象にインターネットで行いました。

住んでいる自治体の交通や生活の利便性、街並みのきれいさなど59項目を評価してもらいランキングにしました。

満足度が最も高かったのが、4年連続で富谷市でした。

2位は仙台市太白区で、6位まで仙台市の他の4つの区が続き7位に名取市、8位に利府町が入りました。

トップの富谷市は、大型商業施設が多くある一方で、公園をはじめ豊かな自然もあり子育てしやすい点などが評価されました。

富谷市民「子育てに優しいところが色々な人に優しいと思います。そういう点で住みやすいと思います」「商業施設、病院もだんだん充実してきましたし、緑も多いというところが住みやすさではないかと思っています」

2位の仙台市太白区は、長町のように東部で大型商業施設やマンションの建設が相次ぎ将来への期待度が高い一方、西部では二口峡谷など豊かな自然環境が広がる点などが評価されました。

大東建託賃貸未来研究所宗健所長「富谷市につきましては、長町のような駅を使う生活とは別のライフスタイルですね。車で生活をするんだという前提に立てば、道路も広いですし住宅街としての街並みもすごくきれいな場所ですし、それぞれ広い戸建て住宅で住環境としては非常にいいと思います」

宮城県の駅周辺ごとのランキングも発表され、トップはJRと地下鉄の駅があり便利な上、再開発が進む長町駅。2位は高層マンションが建ち並ぶ一方大きな公園もある大町西公園駅。3位は勾当台公園駅などとなりました。

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