「駅弁日本一を目指す」 最高級「榊山牛」 焼肉弁当店がJR広島駅にオープン 店内調理で1枚1枚ジューシーに

「最高級の広島牛」を標榜する新ブランド牛「榊山牛(さかきやまぎゅう)」を扱う弁当店が、JR広島駅にオープンしました。店は、駅弁日本一を目指したいと話しています。

JR広島駅・新幹線改札内にあるみやげもの売り場。その一角にオープンしたのが、広島市に本店を置く「焼肉ふるさと」が出店した榊山牛の弁当店です。焼肉店で開店を知ったという人たちがさっそく買いに訪れていました。

弁当を買った人
「榊山牛だったら、脂の質というか、胃がもたれない。すごくおいしいなと思っています」

焼肉ふるさと JR広島駅新幹線店 蜂谷啓太 主任
「榊山牛のおいしさっていうものを、広島の玄関口である広島駅の構内で、県外のみなさまにもしっかりお伝えしたいという狙いがあり、今回、出店させていただきました」

一番のこだわりが、店内調理です。ベテランの料理人がジューシーに焼けるよう1枚1枚、ていねいに肉を焼いていきます。

榊山牛は、一般の広島牛より4か月以上長い、長期肥育をすることで、肉のうま味を最大限追求した新しいブランド牛で、最高級広島牛を標榜しています。

現在、県内の農家3軒が肥育しています。料理店は「焼肉ふるさと」をはじめ、県内17の店がこの肉を扱っています。

焼いた肉は冷ましたあと、スタッフが手早く弁当箱に詰めていきます。

焼肉ふるさと JR広島駅新幹線店 蜂谷啓太 主任
「目指すは日本一の駅弁というものを目指して、しっかり全員で取り組んでいきたいなと考えております」

榊山牛の弁当は全部で4種類。2000円の牛めし弁当から4000円の弁当まであります。

店の誘致に関わったJR西日本のグループ会社は、「新幹線利用者に広島の魅力をより感じてもらう機会になれば」としています。

© 株式会社中国放送