萩生田氏、早急に安倍派後継を 「会長人事を含め新しい体制に」

取材に応じる自民党の萩生田政調会長(中央)=12日、ラオス・ビエンチャン(共同)

 【ビエンチャン共同】自民党の萩生田光一政調会長は12日、所属する安倍派(清和政策研究会)の運営の在り方を巡り「会長人事を含め、一日も早く新しい体制をつくることが望ましい」と述べた。訪問先のラオスの首都ビエンチャンで記者団の質問に答えた。安倍派は安倍晋三元首相の死去後、会長ポストが1年以上空席となっている。

 自身や高木毅国対委員長ら有力者「5人組」による集団指導体制への移行に関しては「5人による体制を今後も続けていきたいと要望しているわけではない」として、あくまで一時的な措置だとの認識を示した。

 新会長への意欲を問われ「肩書にこだわらず、汗を流したい」と語った。

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