【DeNA】バウアーが甲子園初先発「全てのバッターから三振取ることを意識」

6月の月間MVP賞を受賞した横浜DeNAのバウアーが甲子園で初先発する

 セ・リーグ2位の横浜DeNAは12日、敵地で阪神と対戦する。午後6時開始。前半戦最後の首位攻防3連戦で、前日の第1戦は2─7で敗れた。連敗は避けたい第2戦目は、バウアーが甲子園で初先発する。

 自身5連勝中で、6月の月間MVP賞を受賞するなど好調な右腕は「阪神打線とは一度だけ対戦したことがあるが、今回の登板でも最初の1巡目で相手の出方を探り、自分のピッチングができれば」と意気込んだ。阪神には6月25日に七回途中3失点で白星を挙げている。

 阪神とのゲーム差は2。6日の前回登板ヤクルト戦は2失点完投勝ちを収め、中5日で臨む。

 三浦監督は「甲子園のマウンドは独特の雰囲気がある。ヒット1本で、わーっと盛り上がる。惑わされず、やるべきことを見失わないことが一番大事」とアドバイス。バウアーは「相手よりも少ない失点で長いイニングを投げ、極力全てのバッターから三振を取ることを意識して投げ込んでいきたい」と頼もしく話した。

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