河井夫妻大規模買収事件裁判 元広島県議に罰金30万円と5年間公民権停止を求刑 広島地検

河井夫妻をめぐる大規模買収事件の裁判で、元広島県議会議員が、罰金30万円と5年間の公民権停止を求刑されました。

元広島県議の佐藤一直被告(48)は、4年前の参議院選挙で、河井元法務大臣から妻・案里元議員を当選させるための報酬として、現金30万円をうけとった罪に問われています。

12日の裁判で検察は「佐藤被告も買収の趣旨を認識していることが十分認められる。」などと指摘し、罰金30万円と5年間の公民権停止を求刑しました。

また午後には、50万円を受け取った罪に問われている広島市議会議員の三宅正明被告(50)の被告人質問が行われました。

三宅被告は「家宅捜索を受けたことが恐怖だった。作成された虚偽の調書に基づき裁判で証言しなければ偽証罪に問われると迫られた。」と述べました。

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