前回V甲府、激戦PK制す 天皇杯、町田は横浜M撃破

鹿島とのPK戦を11―10で制し、喜ぶ甲府イレブン=JITス

 サッカーの第103回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は12日、JITリサイクルインクスタジアムなどで3回戦が行われ、前回優勝のJ2甲府は鹿島と延長を終えて1―1からのPK戦を11―10で制した。J1とJ2の首位同士の一戦は、町田が格上の横浜Mを4―1で破った。

 前回準優勝の広島は0―2で栃木に敗れた。高知ユナイテッド(高知)は1―0でJ1の横浜FCを、J2熊本はJ1鳥栖を4―3で撃破。J1勢はFC東京が東京VとのPK戦を制し、神戸、名古屋、浦和、川崎、C大阪、福岡、湘南、柏、札幌も勝ち上がった。

 富山―新潟は雷雨の影響で延長前半2―3で試合を打ち切り、7月19日に延長後半を実施する。

 16強による4回戦は8月2日に行われる。

横浜M―町田 前半、先制ゴールを決め、祝福される町田・デューク(右から2人目)=Gスタ

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