座ったままできる骨盤調整!椅子ピラティス「レッグ・レイズ」

おはようございます!ピラティスインストラクター みぃです。

電車を待っている時、列に並んでいる時など、自分の立ち姿勢を意識したことはありますか?

もしかすると、骨盤が前方にスライドして、だら~んと力が抜けたような姿勢になっている方がいるかもしれません。

上の写真は、骨盤が後傾して前方スライドしている状態。

ピラティスでいう「スウェイ・バック」という不良姿勢のひとつなんです。

今日はスウェイバックを改善して骨盤を立たせるために、脚の付け根にある「そけい部」の筋肉を鍛えるエクササイズを紹介していきます!

背骨の土台となる「骨盤」を立たせて、キレイな姿勢を手に入れていきましょう〜!

座ったまま骨盤調整!椅子ピラティス「レッグ・レイズ」

1) 浅めに腰をかけ、両脚がこぶし一つ分幅になるよう平行に座る。両坐骨に均等に体重を乗せて、骨盤をまっすぐ立たせる。

※骨盤を立たせるのが難しい人は、腰と背もたれの間にクッションなどをはさみましょう

2) 骨盤を軽く後傾させて…

前ならえをする

3) 息を吐きながら、脚の付け根を引き寄せるようにして、太ももを持ち上げる

4) 息を吸いながら持ち上げた脚を下ろす

5) 息を吐きながら、反対側も行う

6) (3)〜(5)を5〜10回繰り返す

余裕がある人向けのアレンジ!

「両手をおでこの前で重ねる」アレンジ

「バンザイをする」アレンジ

腕の位置を変えると重心が変化して、お腹にかかる負荷が上がります!

効く場所

  • そけい部
  • お腹

回数の目安

左右交互に5〜10セット

エクササイズのポイント

  • エクササイズ中は骨盤の後傾をキープしましょう。もし腰や背中が張ってきたら、腹筋が抜けて腰が反りはじめているサインです。
  • 後頭部は、常に背骨の延長線上です。スマホ首になると、そけい部の筋肉や腹筋に効きにくくなってしまいます。

***

筋力が弱い人や疲れたときに、スウェイバックになりやすいです。

姿勢はそのときどき・1日のうちでもさまざまに変化しています。

ふと気づいたときに自分の姿勢を振り返ってみて、「今姿勢が崩れていたな」と気づくだけでも姿勢改善への第一歩です!

「できる範囲で」「無理なく」を大切に。小さな積み重ねが大きな変化を生みます。変化の過程を、一緒に楽しみましょう。

今回のエクササイズ動画をInstagramにもアップしました!ぜひ動画もご活用ください。

動画はこちら▼

https://www.instagram.com/reel/CuT-_RmpsUB/

最後までお読みいただきありがとうございます!今週も健やかに過ごせますように♪

★この連載は<毎週木曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!

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