子ども食堂応援自動販売機の第1号機が花巻市役所に設置され、10日に運用が始まった。花巻ロータリークラブ(吉田和洋会長)が市の協力で設け、売り上げの一部を子ども食堂などの支援に充てる。
現地で行われた除幕式で、吉田会長は「自販機が県内に増え、地域に希望が生み出せる活動をする団体の支えになればうれしい」と願った。上田東一市長は「市民、職員が自販機を利用することで子どもたちに必要な食品がさらに配布されるよう応援したい」と感謝し、商品を購入した。
同ロータリークラブの「子ども食堂応援プロジェクト」の最初の取り組み。売り上げは、県内の子ども食堂と食料を無償配布するフードパントリー事業に取り組む団体に分配する。不足に悩む食材購入費や人材費などに充て、継続的な運営に役立ててもらう。