12日も猛烈な暑さ「宇都宮では3日連続の猛暑日」 13日にかけ大雨警戒を

 栃木県内は12日も各地で気温が上がり5カ所で猛暑日となりました。

 宇都宮地方気象台によりますと、県内は晴れて気温が上がり宇都宮では最高気温が36.1度の猛暑日となりました。また、佐野では県内で最も高い37.1℃を観測し小山では36.5℃真岡では35.9℃鹿沼では35.5℃と県内14の観測地点のうち5ヵ所で猛暑日となりました。

 県消防防災課によりますと12日午後4時までに11人が熱中症の疑いで救急搬送されています。

 また、県内は気温の上昇と上空の寒気の影響で、13日にかけて大気の状態が非常に不安定になり雷を伴った激しい雨が降る恐れがあります。

 宇都宮市石那田町の民家では11日、庭の巨木2本が根こそぎ倒れました。住民によりますと、午後6時ごろ夕食中に雨と風がひどくなりバリバリという大きな音がし高さが15メートル近い樹齢300年以上の古木が倒れたということです。

 また、宇都宮市海道町では、スギの巨木が3本倒れ電線に引っ掛かり電柱2本も傾きました。近くの住民の話では11日午後6時ごろに雨と風が強くなり家の外はホワイトアウトのように真っ白になって何も見えず風の音もすごかったということです。

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