マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFメイソン・マウントが新天地デビューの心境を語った。
今夏、アドオン含む総額6000万ポンド(約108億円)でチェルシーから加入したマウント。12日にノルウェーのオスロで行われたリーズ・ユナイテッドとのプレシーズン初戦にさっそくスタートから起用され、デビューを果たした。
若手多数のゲームだったが、マウントもアピールする18歳のコビー・メイヌーや20歳のハンニバル・メイブリに負けじと随所に存在感。前半には高い位置でのプレッシングからボールをかっさらい、チップキックでゴールに迫った。
ユナイテッドでの第一歩を踏み出した背番号「7」はクラブ公式チャンネル『MUTV』でファンの熱狂ぶりに感激しながら、決意を新たにしている。
「目の当たりにしたよ。昨日の夜も、今日のスタジアムも、素晴らしい応援だった。僕らのために駆けつけてくれたんだ。素晴らしかった。それこそ、僕がプレーしたい理由だし、彼らの誇りになりたい」
24歳はまた、プレシーズン最初の1週間を振り返ると、まだフィットネスを取り戻したり、戦術を落とし込む段階としつつ、勝利の大切さも強調した。
「最初の1週間は走ることで足を動かし、距離を稼ぐことに集中している。でも、この試合に向けて、いくつかの戦術にも取り組んだんだ。監督がどうしたいのか、周りがどういうプレーをしたいのか、よく理解できている」
「もちろん、今はこの試合の経験を生かしてもっと練習し、ピッチで実践するのが大事。今日は良いスタートが切れたし、良い勝利だった。繰り返しになるけど、今は出場時間を重ねつつ、勝っていくのが大事で、それが今季の目標でもある」
「全員がタフな1週間を過ごしたけど、そのなかで45分間にわたって戦えたのは素晴らしいことだ」
