チェルシーらが関心寄せるヴラホビッチ、本人の希望はPSGか 

[写真:Getty Images]

多くのクラブが関心を寄せるユベントスのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(23)はパリ・サンジェルマン(PSG)移籍を希望しているようだ。

昨シーズンは不正会計による勝ち点はく奪のペナルティも影響し、2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られなかったユベントス。財政難のクラブは主力選手の売却による資金確保を模索しており、ヴラホビッチは有力な売却候補となっている。

2022年1月に加入したヴラホビッチには新たなエースとしての期待が寄せられていたが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の戦術にはフィットしきれず。昨季はセリエAで10ゴールを挙げたが、クラブは選手の負傷の多さにも不満を抱いているという。

そんなヴラホビッチにはチェルシーやバイエルン、トッテナムからの関心も囁かれるが、移籍市場に精通するアルフレッド・ペドゥーラ記者によると、本人の希望はPSG行きとのことだ。

PSGは今夏にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36)が退団したほか、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(24)の去就も不透明に。前線のクオリティを維持するため、ヴラホビッチへの関心を強めている。

正式な交渉はまだだが、両クラブはすでに水面下で接触している模様。選手の希望を確認したPSGは7000万~7500万ユーロ(約108億~115億円)+ボーナスのオファーを用意しており、近く正式なオファーに至る可能性があるとされる。

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