「ぶつかる直前にスピードを緩めた」宮城・栗原市軽トラック侵入事件で容疑者の男

宮城県栗原市の小学校で児童4人が軽トラックにはねられけがをした事件から、13日で1週間です。逮捕された男が「ぶつかる直前にスピードを緩めた」と供述していることが新たに分かりました。

小野寺章仁容疑者(34)は6日、栗原市の若柳小学校の敷地内で、児童4人を軽トラックではね殺害しようとした疑いが持たれています。

その後の捜査関係者への取材で、小野寺容疑者は「児童とぶつかる直前にスピードを緩めた」と供述していることが新たに分かりました。現場近くにいた教員も「直前まで車に気が付かなかった」と話しています。

小野寺容疑者は、事件の直前に警察を訪れ「自分が危害を加えられる」などといった内容の相談をしていて、検察は鑑定留置して責任能力の有無について調べる方針です。

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