広島で働く魅力を発信「就活サポーター」 入社3年目までの若手が就任

広島県内の企業の若手社員が、広島で働く魅力などについて広く発信する、「就活サポーター」に就任しました。

広島県 湯崎英彦 知事
「みなさんの力で広島県に引っ張ってこれるように」

広島県が、2023年から始めた「ひろしま就活サポーター」に、県内の企業で働く入社3年目までの10人が就任しました。

広島県によりますと、学生の多くがコロナ禍による行動制限で就活に不安を抱えていて、「若手社員である先輩の声を聞きたい」との声が多くあるそうです。こうしたなか、「ひろしま就活サポーター」が中心となり、広島での暮らしや働く魅力を後輩に伝えていくことで、地元企業の人材確保にもつなげたい考えです。

アマノ 丸山優衣 さん(Uターン就職)
「会社に足を運んでほしい。仕事内容だけでなく、社風や環境にも目を向けてがんばってもらいたい」

八天堂 大森千聖 さん(兵庫から)
「説明会が録画オンラインで、対面での説明会がない困難があったが、だからこそ、兵庫から広島に就職できた。わたしの経験談を踏まえながら話せれば」

今後、ひろしま就活サポーターは、100人規模で開かれる学生との交流会に参加するほか、就活に向けてのアドバイスをSNSで発信する予定です。

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