ついに放送決定!NHKがなでしこジャパン参加の女子W杯、日本の3試合を放送…WEリーグの髙田春奈チェアも喜び「最高の形で選手たちを送り出せることとなりました」

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

NHKは13日、7月20日に開幕するオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の放送に関して、日本のグループステージ3試合を放送することを発表した。

国際サッカー連盟(FIFA)による放映権料の引き上げなどもあり、世界中で今大会の放映権問題が生まれていた中、日本では放送が決まらないまま開幕まで1週間を迎えていた。

そんな中、NHKが放送が決定したことを発表。グループステージのザンビア女子代表戦(7月22日)、コスタリカ女子代表戦(7月26日)、スペイン女子代表戦(7月31日)を放送することとなる。

土壇場での放送決定を受け、WEリーグの髙田春奈チェアもコメント。クラウドファウンディングを行う可能性を示唆するなど、放送に向けて動いていた中での決定を喜んだ。

「FIFA 女子ワールドカップ ニュージーランド&オーストラリア 2023の日本国内テレビ放送がNHKに決定したという一報をJFAから受け、非常に嬉しく思います」

「6月21日のWEリーグの理事会後メディアブリーフィングにて、本大会のテレビ放映についてWEリーグとして何かできないかという想いから、クラウドファンディングなども模索していきたいとお伝えしておりました。以降、JFA田嶋会長をはじめ、様々なステークホルダーの皆様とご相談をさせていただいておりましたが、今回NHK、FIFA、JFAのご尽力により、クラウドファンディングという手段をとることなく国内放送が実現するという、最高の形で選手たちを送り出せることとなりました」

「一番大切にしたかったことは、なでしこジャパン(日本女子代表)の選手全員が少しでも多くの方々に応援されていると感じて大会に挑むことです。それにより、必ず選手たちは一生懸命にプレーする姿をもって、多くの方に勇気や感動を与えてくれることと信じています」

「改めて関係各所の皆様に心より感謝するとともに、より日本の女子サッカーが高みを目指していけるよう私たちも選手たちを全力でサポートしていきたいと思います」

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