猫の『おねだりポーズ』4選♡それぞれの意味と期待通りの応え方とは

1.手を合わせて「ちょうだい」

後ろ足で立ち上がり、手を合わせるポーズをする猫は意外と多いようです。本当に「ちょうだい」と言っているようで、それを見せられたら飼い主はメロメロになってしまいますよね。とくに、猫がおやつやごはんがほしがっている時にこのポーズが見られるようです。

猫自身は、手を合わせることがおねだりのポーズだと理解してやっているのでしょうか。実際猫にとって、このポーズは自然には覚えにくいもののはずです。

実はこの「ちょうだい」ポーズが出来るほとんどの猫は、飼い主がおやつを使って教えた結果できるようになるようです。

しかし、中には勝手にこのポーズを始めるようになったという猫も。たまたま手を合わせるポーズをした時に、飼い主が褒めたりおやつをあげるなどして「これをするといいことがある!」と覚えたのかもしれませんね。

ただし、そのポーズが可愛いからといって、おやつの与え過ぎには要注意です。おやつは時間や量を決めたり、留守番や爪切りなどのご褒美として与えましょう。

2.じっと見つめる

愛猫からふと見つめられるだけでも、飼い主としてはメロメロになってしまうほど、そもそも猫の視線にはかなりの威力があります。そのため、まっすぐにこちらをじっと見つめて、首をかしげていたりしたらもう堪りませんよね。

ただし、そんな時の猫は別に飼い主を魅了したいわけではなく、「ごはんがほしい」「遊んでほしい」「トイレをきれいにして」などの要求を目で訴えているのだといいます。

ただ、要求というよりは「いつもよりごはんが遅い」「最近遊んでくれない」「トイレが汚い」などの不満を持っていることもあります。何か言いたそうに見つめてきたら、何をおねだりしているのか、考えてみましょう。心当たりがあれば、すぐに対処してあげて下さいね。

3.前足でチョイチョイ

前足をそっと伸ばして、飼い主の体にチョイチョイと触る…。そんなおねだりポーズをする猫もいますね。

前足でチョイチョイする時の猫は「遊んでもらいたい」「撫でてほしい」などのおねだりをしていることが多いようです。そんな風にされたら、構ってあげないわけにはいきませんね。

とはいえ、猫はいつでも人間に甘えたがるとは限りません。しつこく構いすぎてしまうと、当然嫌がられます。くれぐれも猫のタイミングに合わせて構ってあげて下さいね。

4.ヘソ天でアピール

ごろんと仰向けになってお腹を見せるのは、信頼の証。大好きな相手でなければ、急所であるお腹をさらけ出すことはありません。ヘソ天でのアピールは、おねだりであると同時に愛情表現でもあるのです。

甘えたい気持ちがある時や遊びに誘っていることが多いので、構ってあげて下さいね。ただ、お腹を見せるからといって、お腹に触ってほしいわけではないこともあります。お腹を触るのを嫌がる子もいるため、気をつけましょう。

まとめ

猫におねだりされたら、ついつい要求に応えてあげたくなりますが、ごはんやおやつの与え過ぎにはくれぐれも気をつけて下さいね。

ただし、トイレの掃除など必要な要求にはすぐに応えてあげましょう。

おねだりの気持ちと一緒に、甘えたり「大好きだよ」の気持ちを伝えてくれていることもあります。そんな時は、たくさん愛情を注いであげて下さいね。

© 株式会社ピーネストジャパン