円上昇、一時138円07銭 2カ月ぶり円高水準

 13日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=138円07銭を付け、5月下旬以来、約2カ月ぶりの円高ドル安水準を更新した。米国のインフレ鈍化が注目され、日米の金利差縮小を意識した円買いドル売りの動きが優勢だった。

 午後5時現在は前日比1円19銭円高ドル安の1ドル=138円36~38銭。ユーロは47銭円安ユーロ高の1ユーロ=154円33~37銭。

 12日に発表された米消費者物価指数の伸び率が市場予想を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化への見方が弱まった。

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