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岩手県久慈市にある白亜紀後期(約9千万年前)の地層から今年3月、リクガメの祖先と考えられる「リンドホルメミス科」というカメ類の新種の化石を小学生が見つけたと、早稲田大と久慈琥珀博物館が13日発表。このカメ類では世界で最も古い可能性があるという。
早大の平山廉教授(古生物学)によると、発見したのは東京都文京区の小学3年久保佑君(8)。化石は下顎で幅約1センチ。上顎とのかみ合わせの面が前方で狭く、後方で広くなっているなど、他のカメ類に見られない特徴があることから、新種と判断したという。
久保君は記者会見で「自分が見つけるとは思ってもいなかった。すごくうれしい」と笑顔で話した。