負傷の中村敬司にかわり長谷川聖を鈴鹿8耐で起用。秋吉耕佑率いるTTSRacing MurayamaUnso HondaDream

 7月13日(木)、鈴鹿8耐合同テスト2日目に1コーナーで激しくクラッシュし負傷した中村敬司に代わり、長谷川聖を起用することをTTSRacing MurayamaUnso HondaDreamが明らかにした。

「声をかけていただき鈴鹿8耐を走ることができることに自分自身が一番驚いています。ホンダに乗るのはJ-GP3以来となりますが、1000ccで3シーズン戦った経験を生かし、自分の持てる力を最大限に発揮してチームに貢献したいと思っています。中村選手の一日も早い回復を祈っています」と長谷川。

 今シーズン長谷川は、シートがなく全日本ロードレース選手権には参戦していなかったが、いつでも乗れるようにフィジカル面など準備はしていたという。レースウイークが昨年の最終戦以来の1000cc、初めてのホンダCBR1000RR-Rとなる。

 このライダー変更により、秋吉耕佑、今野由寛、長谷川聖のラインアップとなる。

秋吉耕佑(TTSRacing MurayamaUnso HondaDream)/2023鈴鹿8耐テスト

 秋吉は「中村敬司選手の負傷により急きょ長谷川聖選手に加わっていただきました。全日本ロードレース選手権最高峰JSB1000クラスで培ってきたチーム力を生かし、今野由寛選手と3人で好成績を狙えるチャンスだと思っています。チーム一丸となって戦うのでTTSRacing MurayamaUnso HondaDreamの応援をよろしくお願いいたします」とコメントした。

 今シーズンはチーム体制の立て直しを図ったことで、徐々に秋吉らしい速さを発揮できるようになってきている。チームとして2度目となる鈴鹿8耐で好成績を残したいところだ。

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