途中出場の新大関霧島、敗れる 豊昇龍、大栄翔は1敗堅持

翔猿(手前)に寄り切りで敗れた霧島=ドルフィンズアリーナ

 大相撲名古屋場所5日目(13日・ドルフィンズアリーナ)新大関霧島は翔猿に寄り切られ、4日目から途中出場で初黒星。初日の不戦敗を含み1勝2敗2休となった。

 大関昇進を目指す3関脇は豊昇龍が小結阿炎を送り引き落としで退け、大栄翔は明生を押し出し、ともに1敗を守った。若元春は好調の錦木に寄り切られ、2敗目を喫した。小結琴ノ若は正代を寄り切って3勝目。

 勝ちっ放しはいずれも平幕で錦木、高安、新入幕の豪ノ山の3人。十両は全勝がいなくなった。

大栄翔(左)が押し出しで明生を破る=ドルフィンズアリーナ

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