宮内庁長官「反省すべきだ」 佳子さまの別居公表巡り

宮内庁の西村泰彦長官

 宮内庁の西村泰彦長官は13日の記者会見で、秋篠宮家の次女佳子さまが改修後の宮邸に移らず、別の建物に1人で住んでいることを6月に公表した側近部局の対応について「問題になったときになるべく早く発表すればよかった」と述べた。ご一家が3月までに引っ越すとしていた当初の説明と異なる点は「結果的に違ったことについて、反省すべきだ」とした。

 秋篠宮家の側近トップ加地隆治皇嗣職大夫は6月30日の会見で、宮邸改修中の仮住まい先だった旧「御仮寓所」に引き続き住んでいることを初めて認めた。4月初旬の会見では、佳子さまが宮邸に入ったかどうかは「私的な事柄になり、説明は控える」としていた。

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