大人のおもちゃを投げつけられた米人気歌手 今度は電動キックボード走行で警察沙汰

人気ラッパーのリル・ナズ・X(24)が電動キックボードでノルウェーを走行中、誤った車線を辿りトンネルに入ってしまったところを警察官に制止されたという。

リル・ナズ(本名モンテロ・ラマー・ヒル)は、同国の首都オスロを移動中、GPSルートを誤って辿り、混乱を招いていたことから当局によって少し前に閉鎖されていた6車線のフェストニング・トンネルに入ってしまった4人のアメリカ人のうちの1人と見られている。

地元警察はこうツイートしている。「オスロのE18号線で4人がフェストニング・トンネルに迷い込みました。彼らは車道の大部分を使用していたので、道路交通センターは我々が彼らを移動させるまで東行きの車線を閉鎖しました」

警察はその後、リル・ナズがグループの一員だったかどうかは触れなかったものの、こうコメントしていた。「彼らは謝罪しました。我々は彼らをエスコートしました!」

報道によると、最終的に4人のライダーの中で拘束されたものはいなかったものの、リル・ナズはその後、市内にいた時の写真をインスタグラムに投稿し、事件との関連性を示唆、トンネル内で撮影されたスナップ写真に「ノルウェーの刑務所に行こうとしている」とキャプションを付けた。また別の写真では、警察官と一緒にポーズをとって、警察官が自分のファンだとジョークを飛ばしている。

リル・ナズは、Slottsfjell フェスティバルに出演するためノルウェーに滞在。

7月初め、ストックホルムで開催されたスカンジナビア版ロラパルーザ・フェスティバルに出演していたリル・ナズは、パフォーマンス中にゴム製の男性器のおもちゃを投げつけられたが、素早い動きでなんとか回避、それを拾い上げ、「誰がこれを投げたんだ?」と観客に問いかけていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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