リバプールの主将MFヘンダーソンがサウジアラビア移籍を決断、クロップ監督も許可と報道…クラブ間の合意待ちに

[写真:Getty Images]

リバプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(33)だが、サウジアラビアへの移籍を受け入れることにしたようだ。

サンダーランドの下部組織で育ったヘンダーソンは、コヴェントリー・シティへのレンタル移籍を経験。2011年7月にリバプールへと加入した。

ここまで12シーズンを戦い、公式戦492試合で33ゴール61アシスト。この12年間は浮き沈みもあった中、キャプテンを務め、チームを牽引。黄金時代を支える主軸としてプレーした。

そのヘンダーソンには、今夏の移籍市場で躍動するサウジアラビアから関心が。クラブOBであり、偉大な先輩でもあるスティーブン・ジェラード監督が率いるアル・イテファクが強い関心を示している。

ヘンダーソンはオファーを検討していた中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、そのオファーを受け入れる決断をしたという。

ヘンダーソンとリバプールは残り2年の契約が残っているため、移籍金について交渉が必要となり、合意に向けて話し合いを進めるという。リバプールとしてはフリーでの移籍は認める気がなく、アル・イテファクがどれほどのオファーを出すのかがポイントとなりそうだ。

ヘンダーソンはユルゲン・クロップ監督とも話をしたとのこと。クロップ監督からは移籍を許可されたともいわれている。

なお、リバプールは1000万ポンド(約18億1000万円)を大きく超える移籍金が見込まれている状況。ジェラード監督にとって大きすぎる補強が実現するのか、クラブ間の交渉が注目を集める。

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