ユナイテッドのホイルンド獲得オファーをアタランタが拒否…交渉に含まれた選手に全く興味示さず155億円を要求

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドが獲得を目指すデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド(20)だが、アタランタはオファーを拒否したという。『The Athletic』が伝えた。

ストライカーの獲得を目指すユナイテッド。当初のターゲットはトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインだったが、現在はバイエルンへの移籍に傾いている状況だ。

ユナイテッドは今夏の移籍市場での動きが鈍く、ここまではチェルシーのイングランド代表MFメイソン・マウントを獲得したのみ。長いこと話を進めているインテルの元カメルーン代表GKアンドレ・オナナに関しては、折り合いがついていない状況だ。

ユナイテッドは今夏の移籍市場で1億ポンド(約181億円)の予算を立てており、その中でやりくりしたい状況。ホイルンドに関しても、移籍金を抑えるために選手を含めたオファーを出していたようだ。

アタランタはホイルンドに対して8550万ポンド(約154億8000万円)の値札をつけている状況。ただ、ユナイテッドは高過ぎると感じているという。

そして、アタランタはユナイテッドが提示している選手には全く興味がない様子。移籍金の支払いで問題を解決することを望んでいるようだ。

ユナイテッドは選手獲得のために売却も進めており、ブラジル代表MFフレッジやオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ、イングランド代表GKディーン・ヘンダーソン、スウェーデン代表FWアンソニー・エランガが売却候補。多額の移籍金を手にしたい考えがあるが、こちらもうまく交渉が進展していない。

ホイルンドの代役は候補も探しているとされており、先にまとめたいのはオナナとも。果たして、今夏の移籍市場でどう立ち回るのか。クラブ売却も含め、複雑さは拭えなそうだ。

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