MLBワールド・ツアー 韓国・ソウルでシーズン開幕戦の開催決定

日本時間7月13日、MLB機構とMLB選手会は2024年シーズンの「MLBワールド・ツアー」の詳細を発表し、来季はアメリカ国外の4か所で試合が行われることになった。最大の注目ポイントは、韓国・ソウルで初めてMLBの公式戦が開催されること。3月20~21日にドジャースとパドレスが開幕カードの2試合を戦い、MLBの2024年シーズンがスタートする。このほか、メキシコシティとロンドンで今季に続いて公式戦を開催。ドミニカ共和国ではレッドソックス対レイズのオープン戦2試合が開催されることが決定した。

韓国での公式戦は史上初めて。日本時間3月29日の本土開幕に先立ち、ドジャースとパドレスの2球団が開幕カードの2試合を戦うことになった。MLBのシーズンが北米以外の地域でスタートするのは5年ぶり9度目。前回は2019年にアスレチックスとマリナーズが東京ドームで開幕カードの2試合を戦い、その2試合目はイチローの引退試合となった。

「メキシコシティ・シリーズ」では日本時間4月28~29日にアストロズとロッキーズが対戦。2年連続3度目の開催となる「ロンドン・シリーズ」では日本時間6月9~10日にメッツとフィリーズが対戦する。ロンドンの地で千賀滉大(メッツ)がマウンドに上がる可能性もありそうだ。

ソウル、メキシコシティ、ロンドンの3か所で公式戦を開催するのに加え、「ドミニカ共和国シリーズ」と題して日本時間3月10~11日にドミニカ共和国のサントドミンゴでレッドソックス対レイズのオープン戦を開催することも決定。なお、MLBは「MLBワールド・ツアー」として、2023~26年に公式戦24試合とエキシビジョンゲーム16試合をアジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカの各地で開催することを決めている。2025年には日本やパリで公式戦が行われる可能性があるようだ。

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