守田英正、アーセナルのジンチェンコに衝撃を受けていた。その「異質」な技術とは

毎週木曜日に『DAZN』で放送されているプログラム「内田篤人のFOOTBALL TIME」。

今回はポルトガルの名門スポルティングCPでプレーしている日本代表MF守田英正がゲストとして出演し、内田篤人とトークを行った。

その中で、守田英正は昨季のUEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでの経験や衝撃を受けた選手について以下のように話していた。

守田「対戦相手がアーセナルほどのクラブになると、チームとしての戦術がすごくしっかりしてくる。その相手への準備やミーティングの長さと濃さ。リーグより遥かに入念に準備しましたね」

内田「衝撃を受けた選手はいますか?いい選手いっぱいいたでしょ」

守田「僕はアーセナルのオレクサンドル・ジンチェンコですね。上手かったです」

内田「なんかシブくない、チョイス。同じポジションかなと思ったら」

守田「現代サッカーでは偽サイドバックみたいな言われ方をするポジションなんですけど、その役割をちゃんと理解している。

サイドバックのままボランチに変わるというよりは、完全にボランチのようなスタイルに変えられる。ボールの持ち方とか。それが異質というか、すごいなと」

近年ジョゼップ・グアルディオラ監督が導入して世界に広まっていった「偽サイドバック」。サイドバックのポジションから中に入り、必要に応じてボランチのような役割をこなすというものだ。

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ジョアン・カンセロが代表的な存在であるが、同じくシティでやっていたジンチェンコも「偽サイドバック」として守田英正をもビビらせるほどの完成度を見せているようだ。

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