【高校野球神奈川大会】夏3連覇目指す横浜 3年の右腕・鈴木が先発

試合前にキャッチボールする横浜の(左から)鈴木と杉山=サーティーフォー相模原

 第105回全国高校野球選手権記念神奈川大会は14日、8球場で3回戦16試合を行う。サーティーフォー相模原球場の第1試合は夏3連覇を目指す横浜が戸塚とぶつかる。横浜が先攻。

 初戦を9―0の七回コールドで突破した横浜は、背番号11の鈴木(3年)が先発する。経験豊富な右腕は、「(エースの)杉山が大事な試合は投げると思う。それ以外は全部投げるくらいの意識で臨む」と意気込んでいる。

 けがに苦しんだ1年だった。昨夏の甲子園で登板後、右肩の痛みが続き、昨秋、今春と公式戦では満足した結果を残せなかった。最後の夏に向けて状態は上向いてきた。初戦は、左腕の切無沢の好投が光ったが、悲願成就には鈴木の奮闘も欠かせない。

 対する戸塚は2回戦で関東学院六浦を10―0の5回コールドで圧勝。エースで主将の大久保が先発する。

© 株式会社神奈川新聞社