岡山県の交通事故死者は過去10年で最少に 上半期17人で去年の半数以下

岡山県警は2023年上半期(1月~6月)の交通事故発生状況をまとめました。それによりますと、死者は17人で、去年の上半期(38人)の半数以下に留まり、過去10年の上半期で最も少なくなりました。

岡山県警交通企画課によりますと、横断歩道における歩行者保護対策に力を入れた結果、横断中の歩行者が亡くなったケースが2件(前年同期は6件)に減少したということです。

人口10万人あたりの死者数は0.91人(全国ワースト35位)と、前年同期(1.92人、全国ワースト2位)より改善しました。

ただし交通事故の件数は2万3960件(前年同期比+1694件)、うち人身事故件数は2278件(+149件)、負傷者数は2575人(+185人)といずれも増加しました。

交通事故死者のうち、自転車に乗っていて死亡した人が4人いました。岡山県警は、自転車用のヘルメット着用率向上に向けた取り組みなどを進めています。

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