天皇杯3回戦 栃木SCがJ1の広島に快勝! 2年連続ベスト16

 サッカーの天皇杯は13日、各地で3回戦が行われ、J2の栃木SCはJ1のサンフレッチェ広島に2対0で快勝し、2年連続でベスト16に進出しました。

 6月行われた2回戦でJ2のブラウブリッツ秋田を2対1で破った栃木。前回大会で準優勝の広島をホームのカンセキスタジアムとちぎに迎え、ジャイアントキリング達成なるか、期待が集まります。

 栃木は前半の立ち上がりから相手にボールを握られますが、しぶとく守り続けて攻撃のチャンスを伺います。前半の終盤には徐々に攻撃のリズムをつかむものの、得点には結びつかず、互いに譲らぬ展開で前半を折り返します。

 迎えた後半9分、ボールを動かせるようになってきた栃木に転機が訪れます。最終ラインに入ったボールに大島がプレッシャーをかけると相手がたまらず押し倒しPKを獲得。大島は自らのプレーで得たPKを成功させ、栃木が先制。

 勢いづいた栃木はその後もプレッシャーをかけ続け広島に攻撃を許しません。1点を守り抜く形で勝利が見えてきた試合終了間際、この日の栃木はここで終わりませんでした。アディショナルタイムにカウンターから西谷がダメ押しの追加点。

 格上を相手に2対0で見事勝利を収め、2年連続でベスト16に進出です。

 栃木は8月2日にホームのカンセキスタジアムで行われる4回戦で、J1のアビスパ福岡と対戦し天皇杯、初のベスト8を目指します。

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