奥抜侃志がアーセナル相手に移籍後初ゴール? 林大地とのプレス連動で同点ゴールを生み出し1-1のドロー【PSM】

[写真:Getty Images]

13日、アーセナルはプレシーズンマッチでニュルンベルクと対戦、1-1の引き分けに終わった。

【動画】奥抜侃志がアーセナル相手に初ゴール? それともOG?

アメリカでのプレシーズンツアーを控えるアーセナルは、アウェイのマックス・モーロック・スタジアムでニュルンベルクと対戦した。

この試合ではキャプテンのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールがウォーミングアップ中に負傷したために急遽欠場するなどアクシデントもあったアーセナル。対するニュルンベルクは、今夏加入した日本人FW林大地、MF奥抜侃志が揃って先発出場した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は欠場した。

試合はアーセナルが開始7分、ベン・ホワイトから右サイドのスペースに出されたパスを受けたブカヨ・サカが、相手と対峙しながらカットインし、ボックス内右から左足シュート。これが決まり、幸先よく先制する。

早々にリードを奪ったアーセナルは、その後も主導権を握ってプレー。しかし、ゴールに迫るシーンを作りながらも追加点を奪えない。

後半には今夏チェルシーから加入したドイツ代表FWカイ・ハヴァーツもデビュー。また、スタッド・ランスへとレンタル移籍して結果を残していたアメリカ代表FWフォラリン・バログンも出じょするなどし、アーセナルが主導権を握り続けた。

しかし62分にひょんなことからゴールが生まれる。ボックス外に出たGKカール・ハインがバックパスを受けると、ビルドアップしようとパスコースを探す。そこに林がプレスをかけると、ハインはジョルジーニョへのパスを選択。しかし、今度はそのボールに奥抜がプレスをかけると、無人のゴールへとボールは吸い込まれた。

アーセナルの記録上はパスを受けようとしたジョルジーニョのオウンゴールに。一方でニュルンベルクは奥抜のゴールと主張。いずれにしても、日本人2人のプレスが同点ゴールを生み出した。

なお、試合は1-1のまま終了。林と奥抜は68分に共に交代している。

アーセナル 1-1 ニュルンベルク

1-0:07分 ブカヨ・サカ(アーセナル)

1-1:62分 奥抜侃志(ニュルンベルク)

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