ミラン、チェルシーからプリシッチ獲得を発表。背番号は11に

写真:ミランへの加入が決まったプリシッチ ©Getty Images

ミランは7月13日、チェルシーからアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチを獲得したことをクラブ公式サイトなどで発表した。契約期間は2027年6月30日までの4年間で、2028年6月30日まで1年間の延長オプションが付帯されている。また、プリシッチは背番号11を選んだという。

クラブ側は移籍金の額を明らかにしていないが、イギリス『BBC』電子版は「2000万ポンド(約36億1860万円)での移籍が完了した」としている。

移籍決定を受け、プリシッチは次のように喜びを語っている。

「ここに来ることができてとてもうれしいし、興奮している。光栄な気分だ。ミランではすべてが本当に特別だ。歴史を感じることができる。だからこそ僕はここに来たいと思っていたんだ」

「最初の交渉は僕がアメリカ代表の活動に参加している時にスタートした。だから合意に達するまでに少し時間がかかってしまったが、僕自身の決断は早かった。ステファノ・ピオリ監督とも話をしたけど、彼が僕を欲してくれていることを実感した。それが本当にうれしかった」

背番号11を選んだ理由については、次のように語っている。

「僕の好きな番号なんだ。ズラタン・イブラヒモヴィッチというレジェンドがこの番号をつけていたことは知っているけど、いい機会だから選んだ。イブラと自分を比較したり、彼が抜けた穴を自分が埋めたいと思ったりはしていないけど、自由に選べるなら、ということでこの番号を選んだ」

そして新天地での抱負について、こう意気込んでいる。

「タイトル獲得を目指し、チームに貢献できるように頑張りたい。ここから成長し、自分のレベルを上げていきたい。戦術面も含め、これからたくさんのことを学ばなければならない。このユニフォームを着てチャンピオンズリーグを戦うなんて素晴らしいことだ。チェルシーに所属していたことにより、僕には十分な経験値がある。そのすべてを出し尽くすよ」

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