東証、午前終値3万2493円 荒い値動き、買い先行後に下落

 14日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は荒い値動きとなった。取引開始直後に300円超値上がりした後、外国為替相場の円高ドル安進行が重しとなり下落に転じた。下げ幅は100円を超える場面もあった。

 午前終値は前日終値比74円49銭高の3万2493円82銭。東証株価指数(TOPIX)は2.13ポイント安の2240.86。

 朝方は、前日の米国株高の流れを引き継いで半導体製造に関連する銘柄に買い注文が先行。円高進行を受けて業績が伸び悩むとの懸念から、次第に自動車など輸出関連株への売りが広がった。

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