ユーベで構想外のボヌッチ、CL出場のラツィオが有力な移籍先?

[写真:Getty Images]

ユベントスで構想外とみられるイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(36)に新たな移籍先候補が浮上している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

これまでクラブ通算502試合に出場するなど長らくユベントスのために戦うボヌッチだが、昨シーズンはリーグ戦9試合の先発にとどまるなど存在感が希薄に。スポーツディレクター(SD)に就任したばかりのクリスティアーノ・ジュントリ氏と補佐役のジョバンニ・マンナ氏は契約が残り1年を切ったボヌッチの自宅を訪れ、今後の計画に入っていない旨や売却候補であるのを本人に伝えた。

そのため、ボヌッチはアメリカで行われるプレシーズンツアーにも不参加。しかし、クラブやマッシミリアーノ・アッレグリ監督の考えを変えさせたいボヌッチは17日からトリノで個別にトレーニングを行うという。

そんなボヌッチに対し、トルコのフェネルバフチェが獲得に興味を示している模様。一方のボヌッチはユベントスを退団することになったとしてもイタリアに残りたいと考えている模様だ。

そこで移籍先候補として挙がっているのが、マウリツィオ・サッリ監督率いるラツィオだ。今シーズン、チャンピオンズリーグ(CL)にも出場するラツィオは経験豊富なDFを探している。また、サッリ監督がユベントス時代にボヌッチを指導していたことも要因の1つとなっている。

サッリ監督がユベントス指揮官を務めた2019-20シーズン、ボヌッチは公式戦47試合に出場。まずはユベントス残留を目指すことになりそうだが、ラツィオからオファーが届けば決して除外はできない選択肢となりそうだ。

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