ジエリンスキが退団濃厚のナポリ、後継者はウディネーゼの21歳サマルジッチか

[写真:Getty Images]

ウディネーゼのセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)はナポリ移籍が近づいているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

インテル、ミラン、ユベントスからの関心も報じられるサマルジッチ。ドイツ生まれの攻撃的MFはヘルタ・ベルリンの下部組織で育ち、18歳でRBライプツィヒに引き抜かれたが、ブンデスリーガでは伸び悩み、2021年夏にウディネーゼへと加入した。

10代の頃から大器と評されてきた男はカルチョの地で開花し、昨シーズンはセリエA37試合の出場で5ゴール4アシストを記録。ナポリは中盤3枚のインサイドハーフ、またはセンターフォワードとしても起用可能だと捉えているという。

一方で、長年ナポリの中盤を支えてきたポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)はサウジアラビアのアル・アハリへの移籍が濃厚に。ジエリンスキは年俸1200万ユーロ(約18億6000万円)のオファーをまもなく受け入れるとみられている。

ナポリとしてはジエリンスキの売却によってサマルジッチへの突撃準備が整う形に。ウディネーゼはサマルジッチの移籍金として2500万ユーロ(約38億7000万円)を要求しているようだが、ジエリンスキの売却益を充てれば問題ないことは想像に難くない。

ナポリで中盤の柱として活躍したジエリンスキ。どうやらその後継者は21歳のサマルジッチとなりそうだ。

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