昨年4月に乗客がけがをする衝突事故が起き、運行を休止していた神奈川県横須賀市立の観光施設「くりはま花の国」(同市神明町)内を巡回する乗り物「フラワートレイン」が14日、安全対策を終えて運行を再開した。
フラワートレインはディーゼルエンジンを積んだ先頭の駆動車が客車をけん引して運行する車両。施設内6カ所の停車場所を片道約20分で結んでいる。
事故を受けて車両を改良し、エンジンやブレーキ性能を向上させた。さらに事故現場付近などに一時停止場所を増やし、歩道改良、運行マニュアルの改訂などを行った。以前は2台が運行していたが、当面の間は改良が終わっている1台のみで運行する。